予防接種

B型肝炎ワクチンが28年10月から定期予防接種になりました


今まで任意接種(希望者が自費で受けることができる予防接種)だったB型肝炎ワクチンが28年10月から定期予防接種(公費負担)になりました。

対象年齢 平成28年4月1日以降に生まれた赤ちゃん
接種方法 0歳児に限り公費(無料)で接種を受けられ、生後2ヶ月から、合計3回接種
接種間隔 1回目と2回目の間隔は4週間
1回目と3回目の間隔は20週~24週間

乳幼児にHBワクチン接種が必要な理由

■ 乳幼児はB型肝炎ウイルスに感染後、キャリア化しやすい → 将来肝硬変、肝がんのリスク
■ 母子感染以外に、水平感染リスクも分かってきた
■ 最近、肝炎ウイルスの中で慢性化しやすいタイプが増加傾向にある
■ 定期接種を導入した国では、感染率や疾患罹患率が減少している
■ 接種年齢が低いほど獲得される抗体価が高い

以上より、定期接種に該当しないお子さんでも接種(任意接種)をお勧めいたします。


水痘ワクチンが26年10月から定期予防接種になりました


今まで任意接種(希望者が自費で受けることができる予防接種)だった水痘(水ぼうそう)ワクチンが26年10月から定期予防接種になりました。
水痘ワクチンを1回接種することで、水痘のかかる割合を80%から85%程度、重症化をほぼ100% 防ぐことができると言われています。

対象年齢 1歳から3歳に至るまでの間にある者
接種方法 3か月以上の間隔をおいて、合計2回皮下に接種
標準的な
接種期間
1歳から1歳3か月に至るまでに初回接種を行い、追加接種は標準的に、初回接種終了後6か月から1年に至るまでの間隔をおいて1回行います。

2回目の接種(3歳まで)をお忘れの方がいます。母子手帳を確認し忘れずに2回接種してください。


ワクチンの必要性

 ワクチンは国が接種するよう決めた定期予防接種(無料)と、ご両親の判断で接種する任意予防接種(有料)があります。定期予防接種は必要で、任意予防接種の必要性は若干低いのか?

違います。いずれも必要な予防接種です。事実諸外国での予防接種は、定期接種が主です。ワクチンのある疾患は、罹患すると重篤になりやすい疾患・重篤な合併症がある疾患・特効薬がない疾患等です。予防に勝る治療はありません。ワクチンで防げる疾患はワクチンで予防するのが世界の流れです。
 とかく、わが国では副反応が強調される傾向があります。何事においても100%はありません。利点(効果)と欠点(副反応)のリスク評価を行ってワクチン接種を考えるべきですが、利点(効果)のほうがはるかに上回っています。
 ワクチンで防げる疾患はワクチンで予防しましょう!!

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くろさきこどもクリニック