くろさきこどもクリニック

診療に関するお知らせ

インフルエンザ接種にに関するお知らせ

2023/09/26(火)
 【インフルエンザ接種にに関するお知らせ】 
  この秋はすでにインフルエンザ、その他の呼吸器感染症、コロナウイルスなどの感染症が混在して流行しております。 
インフルエンザなどワクチンがあるものは できる限り早急に接種して、疾病を減らす必要があります。 
ワクチンの本数と接種に要する時間には限りがありますが、より多くのお子様に集団免疫をつけてもらうほうが良いと考えます。
日本では 13歳未満は2回、13歳以上が1回です。

 CDC(米国疾病対策センター)のガイドラインでは、9歳以上は1回接種、
6か月から8歳児で前年までに2回以上のワクチン接種があれば1回接種で良いとなっており、1回目の接種を早急に行うことが重要と考えます。 
一方、日本のデータを見ると3歳未満は1回と2回の接種で抗体価に大きな相違がありますが、3歳以上13歳未満では大差がありません。 

 現状のコロナウイルス感染症、インフルエンザ流行を鑑みて、とりあえず、1回目の接種を早急に行うために、
休診日である水曜日にインフルエンザワクチン接種の時間を設けました。1回目接種をお早めに考慮してください。
  なお、1回目と2回目の間隔は、少なくとも4週間以上開けた方が抗体上昇がよいといわれております。
とにかく、1回目の接種を早急に行ってください。 

 参考までに、日本では13歳未満は2回、13歳以上が1回ですが、低年齢児は感染 時の重症化のリスクが高いこと、
抗体獲得を考え、少なくともインフルエンザワクチンを下記の回数は接種ようにするよう努力してください。

 生後6ヶ月~3歳児まで  ・2回接種 
 4歳児~12歳児  
 ・過去にインフルエンザワクチンを接種したことが無い、
  又は1回しか接種したことが無い → 今年は2回接種が必要 
   ・過去に2回以上インフルエンザワクチンを接種したことがある
 (複数年でも可) → 今年は1回接種のみでも可
 13歳~   ・過去の接種歴に関係なく、すべての方が1回接種のみ

*ただし、基礎疾患のある児(慢性呼吸器疾患、心疾患、腎疾患、神経疾患、血液・代謝性疾患等)に関しては2回接種を推奨します。

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